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ふらっと有用特許情報

少し暖かくなり始めました。
うれしいことですが、花粉の季節がやってきます。
花粉症の人にとっては、全くうれしくないかもしれません…
花粉の原因の一つが「杉」です。
日本には、北は秋田杉、南は屋久杉と広い範囲に分布しています。
今回は、そんな杉を有効利用する特許を紹介します。

特許3697468
発明の名称:樹皮と網からなる油吸着剤
特許権者:大分県

この技術は、樹皮を使用して海洋などに流出してしまった油を取り除こうとするものです。
タンカーの事故や去年の津波によって重油などが海に流出していました。
この技術は、そのような現場において威力を発揮するようです。

ん?って感じですね。

杉の外樹皮にはリグニンという水をはじいて油となじむ成分が52%ほど含まれていて、樹種の中でもかなり多い含有量だそうです。
さらに、杉は日本各地に多く産地があり、杉の皮は日本全国で年間50万m3も出ていて、焼却処理が難しくなるほどの量です。
つまり、杉の樹皮の処分と海や川の汚染を綺麗にするという一石二鳥の技術と言えます。

ただし、油分を吸着した後に焼却処理をしてしまっては、CO2の排出の減少はすれど、まだ完璧とはいえません。
そこで、油分を含んだ処理についても研究が行われています。
杉樹皮製油吸着材の生分解性の特徴を活かし、土壌微生物に分解させて肥料にしてしまします。
このような処分方法を取ることでCO2の排出量も減少させ、土に返す考え方を取っています。
くわしくは、「杉樹皮製油吸着剤および微生物分解処理技術の実用化について」を読んでみてください。

カテゴリー:特許, 特許情報
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